フィッシュヒレチップは料理の一種で、魚が主原料の料理です。労働者の行動力が5回復しますが、ビールのほうが価格的にも製造難易度的にも低いので、料理の効果目的では製造されません。フィッシュヒレチップは20個まとめて箱詰めすることが可能で、皇室料理納品を行うことができます。箱が製作できるのは熟練1レベルからです。材料に牛乳由来の料理を用いることから、あまりプレイヤーに納品されない料理です。
実際の利益などについて考えていきます。まず、材料は、乾燥魚×2、ホワイトソース×3、塩×2、穀物粉×7です。この中で、ホワイトソースの製造にはフルーツ×1、牛乳×1、料理用ワイン×2、ベースソース×1が必要です。フルーツは労働者採集で手に入るので0sと考えられますが、問題は牛乳です。牛乳の入手には、①取引所で買う、②牛牧場で搾乳する、③家庭菜園で畜産を行う、④料理の副産物と交換する、といった方法があります。現状では①の取引所で買うのは現実的ではありません。そのため、牛乳は基本的に0sで自給します。十分な料理レベルがある場合、ホワイトソース製造時には、牛乳1個に対してホワイトソースが2.5個製造できます。そのため、ホワイトソース3個は、牛乳1.2個と等価であるといえます。ホワイトソースの他の材料の費用は非常に小さいので、ホワイトソースそのものの費用は0sとします。
では、皇室納品利益計算シートに費用を記入します。乾燥魚は予約購入として2000s、ホワイトソースは上記のとおり0s、塩が20s、穀物粉が600sとします。その際の利益などが下の画像になります。
↑フィッシュヒレチップの利益
上級料理道具1個当たりの利益は10.6Mとなります。これは、魚のフライで乾燥魚を予約購入した場合より少しだけ少ない値になります。この差は、穀物粉の必要数によるものです。
魚のフライ程度の利益にもかかわらず牛乳を消費してまでフィッシュヒレチップを製造する最大の利点は、納品の競争が激しくないことです。魚のフライはゴールデンタイムならすぐに納品が埋まってしまいますが、フィッシュヒレチップならその時間帯でも納品が可能です。また、牛乳の必要数が1.2個と少ないことも大きな利点です。あとで紹介するミルクティーでは、上級料理道具1個当たりの利益は2倍になりますが、牛乳はフィッシュヒレチップの2.5倍必要になります。そのため、牛乳1個当たりの利益はフィッシュヒレチップのほうが高くなります。ただし、ミルクティーの上位品も込みで考えると、同じくらいの利益になります。牛乳の必要数が少ないことから、牛の搾乳を行わなくても、料理の副産物と交換で手に入る量でも製造を行うことが現実的になります。
余談ですが、フィッシュヒレチップの製造時に、上位品である「美味しそうなフィッシュヒレチップ」も製造されます。魚のフライやゆでた鳥卵の上位品は使い道がありませんが、こちらは労働者行動力を6回復する効果があるため、回復に使えます。上級料理道具1個を使用するとき、およそ225個製造されるので、ビールを675個を製造したことと同じになります。そのため、877500sの利益が上乗せされます。
なお、箱詰めに必要な数が魚のフライと同じ20個であるので、魚のフライと同じ注意点に気をつけましょう。
まとめ
香りの良い茶皇室納品金策
納品競争難易度:低
製作難易度:中
売却利益:中
備考:牛乳の必要数が少ない
黒い砂漠ランキング
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